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社寺建造物美術保存技術協会概要

国宝重要文化財に指定されている建造物は全国に約2800件ありますが、神社仏閣はその大半を占めています。建造物は紫外線や温湿度等、外の環境の影響を常に受けている為、定期的な修理が無ければ劣化のスピードが速まってしまいます。

社寺建造物美術保存技術協会、通称「社美協」はその建造物修理の中でも「建造物装飾」の修理技術を持った技能者で構成された団体です。社美協の技術は、文化庁より選定保存技術の認定を受けており、2020年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されました。現在約200名の技能者が、伝統技術を用いて全国にある神社仏閣の修理現場で活躍しています。

建造物装飾とは、漆(うるし)や絵具や金属を使って神社や寺院などの伝統的な建物に施されている装飾の総称をいいます。 漆を使った装飾法を「漆塗(うるしぬり)」、絵具を使った場合は「彩色(さいしき)」、丹を使った場合は「丹塗(にぬり)」といいます。 そして金属を加工し成形した工芸品を「金具(かなぐ)」といいます。 いずれも千四百年以上の歴史ある日本の美を支えている伝統技術なのです。また再生できないオリジナルの装飾の保存技術として「剥落止め」があります。

ともすれば、文化や伝統など忘れてしまいそうになる現代社会ですが、文化や伝統の向こう側に見えるものは、私たちの祖先の生きざまなのです。 これから神社や寺院や伝統的な建物の装飾を見るときは、見えない人々の営みと日本人の綿々と受け継がれている美意識を見つけてほしいと思います。 このような技術を日々練磨し、文化財の修理に生かし、次世代へ継承していくことが私たちの使命です。

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