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社寺建造物美術保存技術協会概要
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一般社団法人 社寺建造物美術保存技術協会とは

熊本城 本丸御殿天井

石清水八幗宮 作業風景

清水寺 仁王門

六葉金具

一般社団法人 社寺建造物美術保存技術協会は【漆塗り】【彩色】【単色塗】【剥落止め】【錺・金具】の五部門から成る建造物装飾(けんぞうぶつそうしょく)技術者の集まりです。


平成十九年に「社寺建造物美術協議会」として、文部科学省より選定保存技術[建造物装飾]団体の認定を受け、平成二十八年には「社寺建造物美術保存技術協会」と名称を改め、一般社団法人を設立いたしました。


建造物装飾とは、漆(うるし)や絵具や金属を使って神社や寺院などの伝統的な建物に施されている装飾の総称をいいます。
漆を使った装飾法を「漆塗り(うるしぬり)」、絵具を使った場合は「彩色(さいしき)」、丹を使った場合は「丹塗(にぬり)」といいます。
そして金属を加工し成形した工芸品を「金具(かなぐ)」といいます。
いずれも千四百年以上の歴史ある日本の美を支えている伝統技術なのです。


ともすれば、文化や伝統など忘れてしまいそうになる現代社会ですが、文化や伝統の向こう側に見えるものは、私たちの祖先の生きざまなのです。
これから神社や寺院や伝統的な建物の装飾を見るときは、見えない人々の営みと日本人の綿々と受け継がれている美意識を見つけてほしいと思います。
このような技術を日々練磨し、文化財の修理に生かし、次世代へ継承していくことが私たちの使命です。


社寺建造物美術保存技術協会
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